2026年– date –
-
博物館展示論
AIは来館者の理解度に合わせて展示解説を変えられるのか―海外事例から考える
博物館の展示ラベルや音声ガイドは、多くの場合、子ども、一般来館者、専門的な知識を持つ来館者に対して、ほぼ同じ情報を提供します。しかし、来館者によって、知っていること、関心を持つ点、理解しやすい語彙、求める情報の深さは異なります。説明が難... -
博物館経営論
なぜ博物館の寄付では「返礼品」より「顕彰」が重要なのか
博物館が寄付を募るとき、最初に考えやすいのは「寄付者に何を返せばよいのか」という問題です。記念品、招待券、図録、限定グッズなどは、寄付への感謝を伝える手段になります。しかし、博物館への寄付は、商品を購入した対価として何かを受け取る行為と... -
博物館展示論
なぜ名建築の美術館は、光が記憶に残るのか。展示室を変える自然光と影のデザイン
名作よりも、展示室の光を覚えていることがある 名作を見に行ったはずなのに、あとから思い出すのは、作品そのものよりも、展示室に差し込んでいた光だった。そんな経験はないでしょうか。白い壁をなめるように流れていた午後の光、薄暗い展示室の奥で一点... -
博物館教育論
博物館は、建築家の言葉を知るともっと行きたくなる。光、都市、記憶をたどる名建築の旅
博物館は、建物を知るともっと行きたくなる 博物館に行く理由は、企画展だけではありません。もちろん、何が展示されているのかを調べることは大切です。けれど、実際に博物館を訪れたあと、記憶に残っているのは展示室の中の作品だけではないはずです。入... -
博物館教育論
博物館の地域連携ワークショップを成功させる方法|単発で終わらない設計
博物館の地域連携という言葉は、近年、多くの館で使われるようになっています。学校と連携する、地域住民を招く、商店街とイベントを行う、観光団体とまち歩きを企画するなど、その形はさまざまです。しかし実際には、地域連携が単発の体験イベントや講座... -
博物館教育論
遠足・修学旅行で博物館や美術館に行くメリットとは?先生が連れて行きたくなる校外学習のつくり方
遠足や修学旅行の行き先を決めることは、先生にとって大きな判断です。子どもたちにとって楽しい経験になるか、安全に移動できるか、費用は妥当か、雨天時にも対応できるか、保護者に学習上の意義を説明できるか。校外学習の計画には、教育的な目的だけで... -
博物館教育論
博物館デートのメリットとは?会話が生まれ、ふたりの距離が自然に縮まる理由
週末のデート先を考えるとき、映画、カフェ、レストラン、ショッピングは定番です。どれも楽しい選択肢ですが、少し落ち着いた時間を過ごしたいときや、相手の考え方をもう少し知りたいときには、博物館や美術館も有力なデートスポットになります。博物館 ... -
博物館展示論
博物館はなぜ心を育てるのか――情操教育から見る展示体験の力
はじめに|博物館は「心を育てる」と言えるのか 博物館や美術館は、しばしば「情操教育に良い」「子どもの心を育てる」と説明されます。たしかに、実物資料や作品を前にした経験は、教室や本だけでは得にくい印象を残します。大きな化石を見上げること、古... -
博物館経営論
ミュージアムカフェを目的地にする――器、菓子、建築まで味わう美術館体験
ミュージアムカフェは、展示室の外にあるもうひとつの鑑賞室です 美術館のカフェで抹茶をいただく。そう聞くと、多くの人は展示を見終えた後の静かな休憩を思い浮かべるかもしれません。しかし、荏原 畠山美術館の猿町カフェで体験できる一服は、そうした... -
博物館経営論
博物館・美術館の建築の楽しみ方――展示室の外にも広がる鑑賞体験
博物館や美術館を訪れるとき、多くの人はまず展示内容を思い浮かべます。どの作品が見られるのか、どの資料が並んでいるのか、どの企画展が開かれているのか。もちろん、それは大切な楽しみ方です。しかし、博物館・美術館の体験は、展示室の扉をくぐった...
