konta– Author –
国立文化施設にて博物館運営・経営に関する業務に携わっています。
博物館経営、文化政策、ミュージアムDX、教育普及を中心に、実務と研究の両面から情報発信を行っています。
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博物館教育論
美術館の楽しみ方――初心者でも迷わない7つの見方
美術館に入ると、どの作品から見ればよいのか、どれくらい立ち止まればよいのか迷うことがあります。解説を先に読むべきか、まず自分の目で見るべきか分からず、作品の意味を説明できないと「鑑賞に向いていない」と感じる人もいるでしょう。さらに、全作... -
博物館経営論
博物館はどの寄付を受け入れるべきか――ファンドレイジング倫理方針の作り方と7つの判断基準
博物館に、ある企業から高額の協賛提案が届いたとします。財政的には大きな助けになりますが、企業側は、展示室に企業名を大きく掲示すること、展示内容を公開前に確認すること、自社の事業に批判的なテーマを扱わないこと、さらに契約期間中は不祥事が発... -
博物館資料保存論
洞窟壁画は「完成した作品」ではない――年代測定から考える文化財の時間
口は1万5000年前、左目は9000年前だった? フランス南西部のフォン・ド・ゴーム洞窟には、人間とも動物とも見える「仮面」と呼ばれる図像があります。暗い洞窟の壁に描かれたその顔から、近年、思いがけない年代差が見つかりました。上唇と下唇の黒い顔料... -
博物館経営論
博物館の文化政策とは何か――制度・実施・評価から考える政策と現場の関係
はじめに――文化政策は博物館の外側にあるものなのか 文化政策という言葉からは、国や自治体が策定する計画、博物館に関係する法制度、補助金や助成制度などが思い浮かびます。しかし、博物館にとって文化政策は、組織の外側から与えられる方針だけを意味す... -
博物館経営論
博物館の支援理由書とは?Case for Supportの作り方と8つの要素
博物館がファンドレイジングを始めようとするとき、最初に思い浮かびやすいのは、寄付申込フォームの設置、クラウドファンディングの実施、企業向け協賛メニューの作成、返礼品の検討、助成金への申請といった募集手段です。しかし、どの方法を選ぶかを先... -
博物館経営論
博物館の寄付はどう育つのか――リレーションシップ・ファンドレイジングで考える支援者との関係づくり
寄付をお願いする前に、関係はできているか 博物館では、資料の修復や展覧会、教育活動、施設改修などに新たな資金が必要になると、寄付募集やクラウドファンディングを検討することがあります。しかし、支援者の側から見れば、普段はほとんど接点のなかっ... -
博物館経営論
イギリスの博物館無料化は成功したのか?来館者増加と残された格差をデータで検証
大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート、自然史博物館など、イギリスを代表する国立博物館・美術館では、常設展示を料金なしで見ることができます。この無料化が本格化したのは2001年です。ただし、対象は英国のすべての博物館ではなく、主として文... -
博物館教育論
現代アートはどう鑑賞する?──「わからない」を楽しむ7つの見方
現代アートが「わからない」のは、鑑賞する側の問題なのか 現代アートの前に立ったとき、「何を見ればよいのか」「これは何を意味しているのか」と戸惑うことは珍しくありません。作者の意図がすぐに読み取れず、作品の前を短時間で通り過ぎてしまう人もい... -
博物館経営論
なぜ日本の個人向けアートレンタルは広がらなかったのか?海外で残る3つの事業モデル
相次いだアートレンタルは、なぜ目立たなくなったのか 2010年代後半以降、日本では月額料金を支払うことでアート作品を借りられるサービスが相次いで登場しました。「所有から利用へ」という消費行動の変化や、「アートをもっと身近にする」という考え方を... -
博物館教育論
対話型鑑賞とは何か――作品をよく見て、話しながら理解を深める方法
美術作品の前で「何を見ればよいかわからない」と感じていませんか 美術館で作品の前に立ったものの、「きれいだとは思うけれど、それ以上はよくわからない」「何を見ればよいのか迷う」と感じたことはないでしょうか。解説文を読めば作者名や制作年代、作...
